2010年04月26日

ツアー旅行ってどうなんだろう

毎日読む新聞とか、駅の構内とか、団体ツアーパッケージの宣伝はあらゆるところで見ることが出来る。今朝の朝刊にも載っていた。でもそれを見るたびに思うのは、こんな慌ただしいスケジュールで決められたコースを回って何が楽しいのだろうと言うこと。同じ日本人で固まって日本語のガイドの説明を聞いて、それじゃ何のために海外旅行に行くのだろうと問いたくなる。

特に僕の旅行のスタイルは、観光地を回らずに普通の街を散歩して、人々の普段の生活を知るというものだから、余計団体ツアーとは相性が悪いのかもしれない。

海外旅行なんて、適当に飛行機を押さえてポンと飛び乗って行っちゃえばいいと思う。ガイドブックとかなくても、大まかな街の様子を頭に入れて、行きたい住所をメモしておけば十分だ。後は現地である程度詳細な地図を買って、それを頼りに歩き回ればよい。

と、そんなことを母親に話すといつも返ってくる答えが、「そりゃあんたは言葉が出来るから良いけど、言葉が出来なかったらやっぱりそんなに気軽に旅行できないよ。」という言葉。「それに、若いうちは良いけど、年取ったらやっぱり安心できるガイド付きが良い。」とも言う。

でもやっぱり、僕にとって旅行のおもしろさって、だんだん旅しているうちにその土地の土地勘が付いてきたり、地下鉄やバスに空気のように自然に乗れるようになったり、欲しいものを手に入れるには何処で買い物すればよいのかが分かるようになったり、夜どこに行けば気の利いたバーがあるのかが分かるようになったり、ゆっくりくつろげる公園がどこにあるのか分かるようになったり、未知の土地が既知の土地になってゆく過程というかそう言うところにある。

それから、現地の人との接し方が分かってくるとか、そう言うおもしろさ。例えばフランスでは、ぶつかりそうになっただけで「すいません」っていうけど、僕が行った他の国だと、ぶつかって初めて「すいません」っていう言葉が出るところが殆どだった。そんな、細かいけれども全然違う人々の様子とかを肌で感じられるのが旅のおもしろさだ。

それから、僕はユースホステルに泊まるのが好きで、そこで色々な国の旅行者に会うのも楽しい。たまに、その国の他の地方から来た旅行者とかもいたりして、一緒に夜遊びに行ったりするとさすがにその国の事情に通じているだけ合って、現地の人しか行かないような場所に連れて行ってもらえたりする。もちろんそれは、その国にあらかじめ友達がいる場合も同様だけれども。。。

そういうところってツアー旅行からすっぽり抜け落ちてると思う。

僕は観光地も好きじゃない。理由として、観光地って何処も同じような感じになってしまうというのがある。右も左も観光客ばかりで、周りにあるお店も観光客慣れした人達。お土産屋が必ずあって、そこでは誰もがその国に関して思い浮かべるようなステレオタイプ的なものが置いてある。その国の日常生活とはほど遠い空間。観光地って、一番その国でその国らしくない場所だと思う。そこでみんな同じものを見て、同じような写真を撮って帰って行く。

それは僕にとっての旅行とちょっと違う。

現地の言葉が分からなくても、その中で苦労しながら何とか生活していくというのが醍醐味なんだ。

と、そんなことを考える時にいつも思い出すのは、サンパウロで会ったスペインの女の子。

彼女はブラジルのポルトガル語はおろか、英語も全く話せない。(本当に「全く」話せなかった。日本の中学生の方がよっぽど英語を知っている位のレベル。)スペイン語のみでしかも一人旅。いくらポルトガル語とスペイン語が似てるからって、スペイン語を話してそのままみんなが理解してくれるわけではないし。。。大胆というか無謀というか。。。

彼女は一体どうやってやりくりしていたんだろう?


posted by aye(あい) at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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